4月の馬鹿

誰にも言っていない届かない祈りに意味がありますように。

今日は7年ぶりくらいに会う友達と会った。7年前より良くなっていたし、俺も7年前より良くなっているはず。みんなでもっと良くなろうって話した。俺はまだ生きていけると思った。人生って良くしていく以外に道はない。最後はみんな死ぬ。等しく死ぬ。死亡率100%の人生。じゃあ生きていくって何かって、良くしていくしかない。

出会ってきた人も運命、出会えたけど分かたれた人も運命、出会えた人に感謝するのは俺、貰えたものに感謝するのも俺。俺の意思と運命の関係。正解なんてわからない。色んなことを考えるよ。考えてしまう。でも良くなるしかないんだ。そう祈るしかない。祈りなんてしゃらくさい。でも僕には祈るしかないんだ、最早。幸福が馬鹿みたいに待っていますように。俺は地に足をつけて歩く。溺れても進む。何を失っても、何を得ても。光と祈りはある。絶望もある。というか全てある。もう全部知ってきた。道をゆく。未知をゆく。既知を越えてゆく。