2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

混じり気のないもの

以前「愛について考え続けることは愛そのものに限りなく近い」という考え方を見かけた。そうなんだろうか。その方は「なんだかすごく助けられたような気になったのと同時に、やはり愛を確実に理解することは一生無いのだろうなと思った」と言っていた。これ…

さいきんTHE NOVEMBERSを聴きっぱなしている、他に話せることが無いくらい。『Before Today』に付属のライナーノーツを読んだけどとても良かった、特にギターのケンゴマツモトの。各アルバムへの言及全てに「快進撃」という言葉が入っていた。随所随所にボー…

祖父

夢でもう亡くなった爺さんに会った。爺さんはぼくをそれはそれはもう溺愛していたが、ぼくはずっと苦手だった。共通の話題はないし、話は噛み合わないし、かといって無視するような態度も取れないし、会うといつもお小遣いをくれるが、お小遣いを貰うために…

花を抱いて岸を離れた

この世の際で罪を選んでる、アマレットという曲の詞だ。罪を選んでいるという言葉が印象に残った。罪を選んでいる。生きている限り罪からは逃れられないのだろうか。買ってから毎日のように聴いている『Before Today』、THE NOVEMBERSのベストアルバムだ。THE…

液体の夜、こわれものの朝

さいきん思ったことをただただ記しておこうと思う。幸福でも不幸でもどっちでもいいけどただ劇的じゃなきゃ意味ないと思ってしまうな。 季節が変わった、それはもう明らかに。夏にあった悲しいことは、秋になったら流れよう。何かを切り替えるのにキッカケが…

夜はいつから夜だったのだろう、夜と名前がついた瞬間を知りたい、夜はいつ夜になるのだろう、18時くらい?時計がなかった時代に訪れる夜はどんな感触だったのだろう。というか区切りのない生活というのが想像つかないな。起きて狩猟などをし、そのうちに闇…

愚痴

未来どころか過去にも追いつけないなら生きているとは言えない、もう、死んじゃった方がいいかな、と思う日が増えた。10代の頃の「耐えられない!!痛い!!!消したい消えたい死にたい!!!」みたいなのじゃなくて、「なんかもうやだな〜、こんな自分を抱…

季節の中だけで終わるものは夏だけ、と昔インターネットで見かけた。春は来るし秋は冬へと変わるし、夏だけが終わるとされるらしい。夏は目に見えて熱く、明るく、眩しい季節だがぼくにはむしろ逆の感触をおぼえる。光が消える。熱が消える。思い出が過去に…