2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

スプモーニと夏

顔を上げると紫の雲が空にその色を滲ませていた、自分の作った曲を聴きながら作った時のことを思い出していた。爛れた僕らは白痴のまま世界が終わっても、それでいいんだよ。君の愛の色は強い赤。熱くて眩しいそれは、ぼくが飲み干すには祝祭的すぎた。近く…

フロア

言葉を取り戻さなきゃならない、ぼくの心から発せられる日本語ではない日本語、色と味と感触を言の葉に乗せに見える形にする、心に近い言葉とぼくはいつそれを呼んでいただろう。透明になる瞬間と言い換えてもいい。論理的だなんだという文脈からは遠く離れ…