暴力

件のnoteを読んだ。なんか知ってるような感情が知ってるような思考回路で綴られていて、自分をなぞりながらも明確に他人であるという感覚が同時に存在するような、自然な違和感をおぼえた。他人へ与える有害さとは別個の話で、人は歪むし間違えるし、学ぶし変わっていけるのだから、大量の奇異の目に晒されて、とにかく筆者が狂わないかが心配になった。

賢く誠実で優しい人たちが、彼の歪みに対して一歩引いていて、自分がモンスターとして生まれ落ちたことを自覚して悲しくなった。

生まれてから今まで、身に付けてきたことや学んできたことこそが自分の持ち物で誇るべきだとは思うけど、生まれ持った性質の業については、やはり悲しい。優しい人に恵まれたおかげで、ただ生きてこられた感情クソデカモンスター。人間界でモンスターが一人心細くなっていたらラブ友達が連絡くれた。助かる〜。なんて海のような人だ。助かる〜。

愛はデカさではなく伝え方。基本だ。理性も感覚も駆使して、モンスターは人間として優しく生きるぞ。デビルマーン。