流星街のはしっこ

なんかもう疲れた。最近よく思う。なんかもう、疲れた。友達が好き、とかですら、さいきん誰かに心を砕くことがもう疲れた、そう思うことが増えた。もう疲れた。酒の量すら増えるどころか減っている。はしゃぐことすら疲れた。人が好き一本でやってきたが、人に疲れてしまった途端に世界が一気にくすんで見える。人に恵まれているなあとか、人に傷付けられたなあとか、そういうのも疲れた。愛おしかったものがそうでもなくなるならまだ良い方で、悲しみや憎しみ、敬遠する気持ちのようなものに変わることは暗く濁った絶望に近い味わいがある。別に今更どうでもいい人や物なんてどうでもいいし、俺が傷付くのは好きな人たちのことばかりだ。何かをやり切って死んでしまいたい。年々、自ら命を断っていった人たちのことが遠く思えない。"死にたい"みたいな言葉にも特別な響きを感じない。

大森靖子が加治等が亡くなった時に、なんとなく冷めた目線で「男性って堕落みたいなものが好きだから」のようなニュアンスのことを言っていたのが印象に残っている。そうだなって思う。俺が野垂れ死ぬこと。特に悲しいことだとは思わない。そこまでの過程は、とても悲しいことではあるが。俺は何も奪わないようにするから、俺から何も奪わないでくれ。

宝石

ずーっと前、もう8年とか9年とか前に知り合いに「心のセフレ」と呼ばれたことがずっと残っている。本当にそう。言い得て妙。色んなところ、ありとあらゆるところでお役立てするが楽しいとこだけ都合よく使われている。ピエロをやっている。ピエロをやっているが狂人としては行き切れないし聖人にもなれないのでピエロとしても中途半端。面白がられも大切にもされない腐りかけの狂人。実家の埃が凄すぎて副鼻腔炎になった。鼻の奥と喉が爛れている。咳が出る、咳をしてもひとり。息をしてもひとり。誰も殺してくれないことすらわかっているから楽しく過ごしている。俺はポジティブだし前向きだけど絶望もし切っているのだ。こないだ大好きな友達とファミレスに行ったが、転がってきた宝石みたいだと思わず口をついた。俺くらいの魂じゃ本当は触れられない、綺麗なとおい星みたいな尊い友達が少しだけ居る。

きれいなみず

すっかり希死念慮ブログとなっているここ。みんな見てる〜?誰が見てる〜?俺はかまってもらえると嬉しいよ〜。

人生が流れていくものだということが未だに信じられない。完成も成功もなく、ある日突然終わる。会いたい人には会えないし、言いたいことは言えないし、好きな人には好かれない。上手くいくこともなくはないけれど、全てが上手くいくことはけしてない。人生をかけた計画が失敗するなんて別に普通のことではないか、グレシャムの天才的なセリフ。静かな死にたさがずっとある。ゆっくりと綺麗なみずに沈んでいく。沼でもない。きれいなみず。ゆっくりと溺れていく。

失ってゆくこと。流れてゆくこと。藤井風はそれを"満ちてゆく"と歌っていたけれど、俺にはまだそんなふうには思えない。

遺書を書いておかなくちゃ。部屋を片しておかなくちゃ。俺のスマホの待ち受け画面には、死までのカウントダウンが入っている。終わりを忘れずに暮らしてゆくために。

逆の希望

三浦春馬は30で亡くなっていて、青山景は32で亡くなっている。津野米咲さんは29。竹内結子さんは40。なんか歳の近しい人が亡くなっているということが、逆に希望になることがある。俺もいつ死んでもいいのかも。じゃあもうちょい生きてみる。別にいつ諦めたっていいのだ。少し気が楽になる。

おわかれの準備

おわかれの準備をしている。おわかれの準備を。きっともうそうするしかないということ。何度考えてもそこにしか行き着かない。おわかれに向けてできることはあるだろうか?きっとない。おわかれってそういうものだ。その日を静かに待つ死刑囚の気持ちだ。

風邪を引くとフィジカルがやられて、フィジカルがやられるとメンタルもやられる。殺してくれ、もう混ざり合うのはもう嫌だ。俺の人生はもう俺だけのものではない。親切な友達がやさしい言葉をかけてくれて嬉しい。悪意のない存在に色んなものが削られる。何がいけないのか考えたら、俺がこんな生き物であるからだという結論に至る。この形で生きていくしかないことが苦しい。ああ、悲しみの描写ばかり饒舌な妖怪である。幸せなことを上手く描けない。痛みだけが心の産毛を逆立て続ける。

流星街の住人

誰も悪気ないのわかってるんだけど、どいつもこいつも無邪気に俺に色んな話をして色んな話をぶつけてうんうんそうだねそうだねってして、じゃあマジで誰が俺を救ってくれるんですか?俺か。ってこれ大森靖子も昔言っていた。マジで気質が合うな。優しいって何。俺は確かにかなり優しいかも。でもそんなことは何も救ってはくれない。救うどころか、俺の首を絞めている。俺が俺を大切にするためには、もっと捨てなくちゃいけないのかも。俺は何も奪わないから、俺から何も奪うな。