対比のアンチ

油断するとすぐ神様気分になってしまう自意識!さいきん自分に出来ることと同じくらい、というかそれ以上に、自分に出来ないことを自覚することが大切だと思っている。おれに掬えないものもある。でもそれは諦めの言葉ではない。その先があるのだから、人生には。

祈りなんてしゃらくさいと思っていたけれど、祈りはそれ単体ではなくて、全てを尽くしたその最後に、祈るしかないという時に生まれるものが真なのだと気付いた。そういう祈りにはきっと意味がある。魂が宿っているから。

感傷なんてダサいと思ってたけど、大事にしたい思い出が沢山あるのだと考えたら全然アリな気がしてきた。振り返りたくなるし、振り返ると胸は痛くなるものだよ。でもそれも、奇跡的な思い出をこれから先も作っていく前提だ!結局ぜんぶバランス。バランスが大事。おれは最近、対比のアンチ。精神と肉体だとか、理性と感性だとか。それって別に分たれないし、どっちも必要でどっちも並行して存在する。対比という概念が全て間違っている。心だっていくつもあるものだ!だから大切なのは、選ぶこと、見失わないこと。おれは理性も感性もぜんぶ使って、正しいと思うものを愛していくんだ。そういう生き方しかきっとずっと出来なかったし、間違ってなかったと思う瞬間もあったよ。おれはもう壊れなくていいのかもしれない。生きていくということの意味は、自分で見つけるのだから。