手のなるほうへ

毎日心臓が信じられないくらい痛い。おれはいま多分冷静じゃない間違いなく!橋本絵莉子のように強く美しい存在になりたくて、瞑想のような気持ちでチャットモンチーのコピーを黙々としている。もう5曲コピーした。バンドスコアぜんぜん当てにならねえ!ライブBlu-rayを観ながら完コピしている。手癖がわかるとその人の思考が入ってくるような感じがしていい。少しだけ、おれは何をやっているんだろうという気持ちにもなる。橋本絵莉子はギターの弦の押さえ方も丁寧だった。

1日が信じられないくらい長く感じる、黙っていると叫び出しそうになる。躁と鬱が同時にやってきているような心情が続いている。ひー。幸福と不幸って裏表なのかも。全部上手くいくような気もするし、全部がおしまいになる気もしている。

3月になってしまった。全てが動き出してしまう季節がくる。止められない何もかも。そうか、身を任せるしかないのだ、時の奔流に。何が待っていたとしても、おれにできることはひとつだ。良く生きようとすること。それだけ。愛を止めないこと。美しくあろうとすること。今年はきっと良い年になる。良い予感もたまには、当たってくれることを祈る。