人生肯定感

CDが廻る。ほどけて糸になっていく。昨日は友人と長電話していたが、話していて気付いた。おれは自己肯定感がないのではない、人生肯定感がないのだ。

自分のことはそれなりに好きだ。でもおれに良い未来は待っていないのだと思っている。それは自己ではなく、自分の人生に対してだ。それが根っこにあるから破滅願望のような気持ちがいつだって薄っすらと膜を張っている。おれはどうなってもいいんだと思う、自分が。

今年は良い一年になると思う。その気持ちだって間違いではないのに、どうしてこうも心臓が痛むのだろう。おれみたいなやつに、良い未来が待っていてほしい。