イマジナリーハム太郎

おれは何を得て、何を失うのだろう。ふとした時に足元を見ると、靴がボロボロで、道もぬかるんでいる。足を引きずり続けて道のない道をゆく。苦難ばかり予期されるが、幸運はいつだって予期せぬものばかりだ。等価のはずが、いつだって思考は想像のつく方向へ転がっていくばかり。確かにあった奇跡は過去ばかり、まだ見ぬ未来、居ない、痛い、嫌い、今、光。奇跡の端っこにかじりついて今日を生きている。イマジナリーハム太郎がおれには必要かも。明日はもっと良い日になるよね?ハム太郎