愛をさせてくれ

ずっと怒りと悲しみが入り混じったような気持ちが続いてる。誰かに抱くというよりかは世界とか仕組みとか色々な絡み合いとかに対して感じてる。いつだって誰かの悲しみに触れた時、何でこんなことになっちゃったんだろうって思う。おれの気持ちはデッケーが、なんにも変えることができないなら間違っているんじゃないかと思うことは多い。誰かや何かのためになったり、はたまた救えるんじゃないかと思うこと自体が間違いなのだとしたら、愛って最も無駄で愚かな気持ちだということになる。そして正しいものだけが愛と呼ばれるのだとしたら、やっぱり結局は才能だし、おれにその才能はないのだと思う。おれはおれが関わった好きな人達には全員良くなってほしいと願っている。そういう気持ちはいつだってあるし、おれにできることがあったらしてあげたいみたいな気持ちは持ってる。そういうのが愛だと思っているんだけど、誰かを傷つけることを厭わない人ほど愛という言葉を簡単に使う気がする。勘弁してほしいが、そういう人の方が実際上手くやってるような気がしている。愛されるより愛したいマジで〜〜〜って歌詞の気持ち一ミリくらいわかってきたような気がした。頼むおれに愛をさせてくれ、ちゃんと正しい形で、その、愛ってやつをさせてくれよ〜頼むよ〜。人も物も思い出もこんなに愛おしいのに、お前は失敗作だって言われてる気がするんだ。愛ってかなり選民思想強めだと思う。もしくは選ばれし者にしか抜けない伝説の剣。