2016-01-01から1年間の記事一覧

まず五感

発汗、夏の夜の暑さは暑さ以上に何かまろやかな意味を含んでいるように感じる、換気扇の音、鳴り止まないのはぼくがそれを止めないから、裸になる、もうこれ以上外側を剥ぐことはできない、骨身、内臓、脳、細胞、全てが物理かもしれないがそれが集まって一…

パターン青

感性が死んでしまう、感性が死んでしまうことに対する恐怖が恐ろしいのは、感性が死んでしまったことに気付く感性もその時すでに失われてしまっているからだと気付いた時にはもう遅いもう遅い、捉えられない瞬間が、流れてこない言葉が、流れていく脳と身体…

夜の名前、朝の名前

いつだって寂しさと手を繋いでいるというのに、塞がっている両の手をこれ以上誰と繋ごうというのかね、自分の持ち物、名前や身体、社会性、思想や目指すもの、かつての夢、呪いと願い、全てがチグハグでメモリ不足のような感じで、全身がしっくりこないまま…

夜と銃弾

「君の愚かなところを愛してあげられるのはわたしだけ」と言われたことがある。言葉は言葉であるが故に言葉以上の意味を殺し、言葉程度の価値しか持ち得ないけれど、その言葉は言葉として、完璧な役割を果たしていたと思う。"何を言ったかでなく誰が言ったか…

健康で文化的な最高の生活を最低限

もう二度と会わない愛おしい人が幸せに暮らしていることと、もう二度と会わない憎々しい人が幸せに暮らしていること、どちらも触感は違えど皮を剥いで剥いでゆけば同じような属性を抱えていて、それが本質ってものに一番近い感覚なのかもしれないと思った夕…

world,love,you,

10代の終わりには世界の終わりにばかり想いを巡らせていた。「世界の終わり」厨二病の代名詞みたいなワードだが当時は決して仰々しくなどなく、他愛もないことのように生活に寄り添い似合い過ぎている時代があったように思う、息をするように終わるのか、実…

リボルバーその2

外側をガリガリ削ったら本当に芯に辿り着くのだろうか、研ぎ澄ますとはいうもののこの身体の真ん中にどれだけの価値が通っているのだろうか、思索は息をするように、友愛は溺れるように、愛するだとか大事にするだとか、いつ何をどのようにするのがそれにな…

リボルバー

この身体、ずっとしっくりきていないから喜びも悲しみも他人のもののようだ、いつの間に器と中身が入れ替わったのか、染み付いた匂いだけでぼくはぼくと呼べる?これは大袈裟なアイデンティティの話ではない、家に何か忘れてきたような小さな、ありふれた違…

詩のやうな海、夜の光

お久しぶりです、忘れ方を忘れるの次は忘れるを忘れるのだという認識が薄い膜を張るように暮らしている、宇宙だの世界だの屋上から見える見えない地平線の果てだの遠くの景色に想いを馳せていた頃からもう10年、絶対に忘れない、絶対に変わらないと信じて…

呪いも祝福も同じ世界線にないので対比もされず矛盾もなくただそこに在るだけ

昨日は嬉しかった、長くて短いでもきっと楽しい連休が始まったし、嬉しくってハァハァしながらワインとデザートを買ったよ、ワインを飲みながら一昨日の残りの雑炊とカップヌードルのスッポンなんちゃら味を食べてデザートを食べて、酔っ払いながらゴッドタ…

昏睡

さいきん生きるということについて考えてる、うそ、考えてない、毎日暮らすことに暮らしを飲まれ昏昏と時が流れていく曲もずっと作っていない大学時代の友人が昨日まで泊まりに来ていた熱く真摯な男で、その真っ直ぐさが気持ちよかったはずだったのに、その…

どこにだって行ってしまうよ

アホだからいちばん手近な方法で孤独をどうにかしようとしてしまうな、これは他人と会ってどうにかなるような類のものではないというのに、自分は自分が救ってあげなくちゃならない、自己愛が剥がせないのなら真っ直ぐに扱おうぼくの大切なものはぼくにしか…

霧のように朝が膜を張る

ねえ大事なものの大事に仕方がわからないし、頑張りたいのに頑張り方がわからないことってあるよね、目的と手段、どちらかがあってもどちらかが見当たらない、そんなことばかりだね明日から新年度!終わりは怖いけど始まりは最高〜、ねえ終わったものばかり…

いつでもおもってるよ

誰もわかってくれない、誰にもわかってもらえない、だなんて、そもそも誰かにわかってもらおうとしていることが浅ましい、ぼくの大切なものはぼくにしか大切に出来ないのだから、大切にしなくっちゃ、親友や恋人や両親にだってわからない、わかってたまるか…

このところちょっと

知らない街の知らない空気、知らない生活をする知らない人たちの暮らしの匂い、透明になりたい、透明になれる瞬間がもっと欲しい昨日から今日にかけて、とても楽しかったななちゃんの個展ツアー、結局最終日も行ってしまった、行ってしまったっていうか呼ば…

ぼくたちの日々

春は新生活、けれども別れの季節でもある、だから春に良い印象が無いと言っていた彼がこのあいだ幸せそうに泣いていた、時は流れるね、季節は移ろうね、人も変わっていくね、なのに変われなくて苦しいこともあったりするんだね、生きるってグロい、とっても…

見えないものを見ようとしたでしょ、ほんとはみんなも

3連休は地元・北海道に帰っていた学生時代に組んでいたバンドのギターが卒業だったので、大学時代に所属していた軽音楽サークルの追いコンに顔を出し、当時のバンドで少し演奏をしてきた楽しかった音楽が好き良い音楽、良いバンド曖昧で、具体的な答えがな…

音楽は素晴らしいものだなんて叫ぶまでもないくらい当たり前のことだ、でも叫び出したくなるような気持ちもあるよね、わかるわかる

手に入らないものを手に入らないな〜と思っていちいち真面目に愕然とするのバカバカしいから本当に馬鹿だな、消えないもの、消えなかったもの、ぼくはこれからぼくのことをひとつずつ好きにならないとならないんだろうな、この2日間とっても楽しかった、あ…

今日はひどかったな、いま仕事の愚痴を延々とつらねていたんだけど、つまんないから全部消したなんのために生きてるんですか?そんな言葉が1日に何回も頭の中をループするそんなもんなんてないよ、生きる意味なんて幻想だよ別にそれでも全然いいし、悪いこ…

会いにゆくわ汽車に乗って

今日は暗いブログを書いちゃったから明るいことだってちゃんと書こう、この一泊2日で京都に行っていた、京都は高校生の頃に修学旅行で行ったけどその時は「寺巡りとかダリイ〜」タイプの男子グループで回ることになっていて、京都は全スルーして大阪のUSJに…

マルコ

見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだバンプオブチキンは今でも見えないものが見たいんだろうか、見えるもの見えないもの、知ってること知らないこと、自分の意識は自分の身体の端っこにくっついてる脳味噌とかいう一部分で作られているだけなので…

有耶有耶

どこにも行けない悲しみとおんなじくらい、どこにもいかない幸福だってあるのだ。人が生きてるって泣きそうになっちゃうな。純粋なものが好き、ハンデなしが好き、装備なしが好き、レベル1が好き、花山薫は凄い。こんなに純粋厨なのに、いいことと悪いこと…

シカトラ

なかったことになんてしたくない、なかったことになんてしたくないなんてほんとうはうそで、全部なかったことにしたいってずっと思っていたことに気付く、何と戦っていたのだろう、何を忘れたくなかったのだろう、忘れたい、あれもこれも忘れたい、それもほ…

猫の日

今日は猫の日だったけどそれとこれとは関係があるのかどうか、今日はとても嬉しい日だった「ぼくと君が出会ったの運命だと思うよ」と友達に言ったら(ぼくはこういうことを平気で言う)「偶然だよ、偶然」って返ってきたぼくは運命をめちゃめちゃ信じてるけど…

final tempest

いろんなものが壊れていくような気がする明け方よりまだ少し早い4時前、社会に適合してないのはわかってるけど持ち前の真面目さとMっ気で笑顔でマトモに社会生活をおくっているようなフリが出来ている、ねえ、そういう中途半端な器用さがとても恥ずかしい…

わるいことなんかじゃないはずなのに

今日もまた曲を作ることから逃げた、もうずっと怖い、自分の中から生まれてくるものを見るのが怖くてずっと筆が止まってる、何にも作りたくないし何にも外に出したくない、だけれども消化不良は進行し続けてお腹は痛い、どんな人になりたかったんだっけ、小…

きみのかたち

過ぎ去った感傷ばかりが胸を刺す、尊いからって上手く愛おしめるわけではないし、スクリーンの中に居るのと外から眺めるのもぜんぜん違うのだ、尊さ、尊さ尊さ尊さ尊さ、終わりがあるから美しいものばかりじゃないと思うけど、終わりはどうも思い出を廃墟の…

天才(非売品)

ぼくは才能厨だから才能厨ゆえに天才って言葉に対するハードルめちゃめちゃ高いんですが、(それは人の実力を認めないとかではなくて、生まれた時から持ってるものと努力とか人間力とか後天的なものをめちゃめちゃ区別しちゃうというそういう話なんですが)…

ギター

ギターを買ったよ!!!!!!しかもすげー高いの定価40万円くらいのやつすげーイライラしてる最近つまらないこと考えたり、色々なものに惑わされたりして何してるんだろう自分は曲を作ろう、新しいギターでひとりがいちばん楽だけど、ひとりがいちばんつま…

いつか消えるもの

心が動くことがそれくらいしかない