えいえん

永遠がないことがこわいという相談を受けた。ぼくも長年そうだったから気持ちがわからないでもない。昨年のぼくと今のぼくは違うし、自分のブログを読み返してみたら全然違う人なのに言ってること全部わかるから不思議な気持ちになる。ぼくに言えることは少なくともぼくは今のあなたが好きだということと、鮮烈な瞬間がきっとこの先に待ってるはずだと伝えることだけだった。だって永遠ってマジで無いから。瞬間を愛していくしかない。その瞬間を出来るだけ増やすために、少しでも自分を好きになっていくしかないからだ。だからその始めとして、少なくともぼくはあなたが好きだと伝えたわけだ。他人にはえらそうに伝えられるが、ぼくだって気が狂いそうな夜はある、例えば今日とか。実際何人がぼくのことを好きなのか。あとそれに意味はあるのか。死ぬ時は皆一人だというが、死んだことはないし、孤独について悟ったことは言えない。つまらない絶望に価値はない。するならするでもっと面白く絶望したいものだ。あー海行きたい。徒歩7分のところに海欲しい。