思い出とか過去とか、自分という存在は生まれてから歩んできたものに根付いていると思っていたからずっと強い執着があったのだけれど、いつか死ぬし消えるのは避けられないと実感してからかなり薄れてきた。長らくおれはおれになるために生きていると思って…
少し前、寝落ちする直前に薄れる意識の中で書いた「無くしたものも手にしたい」という文章が何となく胸に引っかかっている。おれってそんなこと思っていたんだ。無くしたものを数えたり数えなかったりして、それをまた拾い直すなんてこと思ってもみなかった…
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