夕方まで寝てしまった日曜日、すきな人達と話して、美味しいごはんを食べて、穏やかな初夏の気配に包まれながら、帰りの電車に揺られているイヤーホンからはperidotsのメトロ、健康で文化的な最低限度の生活っていうのはきっとこういうことを言うんだ
「恋は罪悪ですよ」
夏目漱石のこころの全て、この言葉を思い出した、恋は罪悪、恋の終わりは夏の終わりに似ているのなら、夏は罪深い季節だということになる
みんな待っている、甘い甘い罪の季節を待ち、その終わりを待ち、そうして時は流れていくのだ、舌に残る少しの苦味を証跡として