小雨が燦々と降る夜はエモい

思うままに綴る詩、もしくは思想

3月のそういう空気

昨日行ったライブが凄く楽しかった。Utaeさんと神様クラブとCity your cityを観たんだけど音楽が鳴ってる間ずっと踊りが止まなかった。おかげで足腰がペキペキになってる。出演者とお客さん合わせて半分以上くらいがなんか偶然知り合いで、音楽も最高だったんだけど、東京来てからこんなに沢山の人と出会ったんだなぁと思ったら果てしなくなってしまった。なんかあんまり生活がうまく行ってないなと思うんだけど、振り返ったらなんだか思ったより道ができていた。未来は恐ろしいし不安だし、進めてる気がしなくたって、いつだって振り返ると残ったものがあるのだと思うと少しだけ安心した。少しづつ最高になろうと思って、最高の人達とたくさん出会っている。自分だけがつまんないまんまじゃ申し訳ないから、何か頑張りたいなって思えるのはけっこう良い人間関係なんじゃないかと思う。みんなやさしい。すごく良い。

楽しかったなあ。

帰りは長谷川白紙くんとゆめのちゃんと3人で帰った。ゆめのちゃんが去ってから白紙くんと2人だったんだけど、2人になった途端になんか普通に照れて顔が見れなかった。感じ悪いと思われてなきゃいいな。

 

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先週の木曜日には、川本真琴のライブを観た。

川本真琴るろうに剣心のオープニングだけ知ってて、父の友達がくれたカセットテープに入っていたそれを何回か聴いていた。音楽をちゃんと聴き始めた高校生の時にTSUTAYAでファーストアルバムをそんなに期待せずに借りて、一曲目から、良いんじゃないか???って思ってたらそのままアルバムの最後の曲まで全部良い曲で終わって、静かな衝撃だった。岡村靖幸がプロデュースしたということで発売当時は話題だったようだけど、そのとき岡村靖幸の事あんまり知らなくて、2曲目の「愛の才能」の後ろで「ベイベベイベ」うるさい人が岡村靖幸なのか〜って印象しかなかった。

タイムマシーンという曲が好き。「タイムマシーンがいつか出来たらもう1ッコのふたりに会いたい/あなたとあたしはいったい何処へ向かう途中だったんだろ」って歌詞を聴いた時、本当に衝撃だった。タイムマシーンって、過去に戻るもので、何かをやり直したりするのが定番の使い方だと思ってたんだけど、もう1ッコのふたりを見に行くんだ、と思って。でもそもそも多分、この曲の主人公は、時を戻しても上手くいくなんて思ってないよな、と思って、すごく切なかった。この後「いつまでも終わらないような夏休みみたいな夕立だね」なんて続くんだ。終わってほしくない気持ちを「夏休み」に例えるなんて、クラクラしてしまう。「終わらない夏休み」も「タイムマシーン」も、ぜんぶ願望なんだ、叶うわけが絶対にない。なんて見事な歌詞だろう、と思った。

そんな川本真琴がビッグバンドを組んで、しかもTHE NOVEMBERSと対バンなんていうから、観る前からもう、すごく楽しみだった。

THE NOVEMBERSのボーカルの小林祐介は、川本真琴のファンだったらしくて「あのとき助けられた亀です、みたいな気持ちだ」って言って笑いを取っていたけど、すごくわかる、と思った。川本真琴はぼくが聴き始めた時には活動縮小していて、過去の人、みたいになってたから、まさかこの歳になってライブで観られるなんて思ってなかったんだ。

「タイムマシーン」はやらなかったけど、同じくらい好きだった「やきそばパン」をアンコールの最後にやってくれて、めちゃめちゃ嬉しかった。いちばんのヒット曲の「1/2」はとても落ち着いたアレンジになっていて、それも良かった。またライブやってくれないかな。CDも出たら買う。

そうそう、スカートの澤部さんがシークレットゲストで出てきたけど、デカすぎて笑った。

 

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こないだ行ったタイ料理屋さんで、店員さんが席を片付ける時に、空のビール瓶をポケットにしまうのを見た。自然にやってたから、きっといつもそうやってるんだろうと思って、それが良かった。日々の仕事の積み重ねから自然に生まれた習慣が垣間見えて、人の営みだな〜って思った。文化も歴史も芸術も。飲食店員の小さな習慣だって、人の営みの積み重ねだ。そういうものが愛おしいと思った。

 

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好きなことも嫌いなこともそんなにないけどやってみたいことは沢山ある気がしてる、必要なのはお金と元気。明日が来るのが楽しみだな〜、そんな毎日をおくりたい。絶対無理だ、って10年前の自分は思うと思うけど、今もそこそこかなり、そう思うけど、でも絶対ではないと思えるようになったんだよな〜。