小雨が燦々と降る夜はエモい

思うままに綴る詩、もしくは思想

このよのさみしさ

静謐という言葉が好きだ、それは透明にも似ている。身体が透明になる瞬間がある。それは孤独に似ているのだけれど、寂しくも悲しくもなく、それでいて寂しくも悲しくもあり、なんというか「完璧な孤独」という感じ。あの一瞬のために生きている。2年前、ひとりで京都の街をぶらついた。山梨の街をひとり歩いた。知らない街、空は一つのはずなのにまるで違うもののように見える。そう、東京に住み始めた日もそう感じた。そういうことに気付いた時に、ふと身体が透明になる。意識が天国へ行く。宇宙になる。でも足は地を踏んでいる。君に会いたい。君に会いたい。君に会いたい。昨日までのぼくも昨日までの君も、もうどこにも居ないから、いつだって新しい人に出会う。さみしいな、これからも続いていくということだけが浮いている。毎日生まれ変わっているというのに。さみしいな、簡単に簡単じゃなく生きていけてしまう。