砂塵

いつも新しいとこ楽しいとこ知らないとこへ連れ立ってくれるのは誰かだった、でももういいのよ、おれはおれの足で知らないところへ行くから。おれの才能は最高の人達との縁、でもそれももういい。おれはおれの思う最高のおれにならないと生きてる意味がない。ずっとない。そういうシーズンなんだなって思う。いつ死んでもいい、良くない意味で。夏はハートがかゆい。夏はハートがかゆい。夏はハートがかゆい。おれの思う美しさでしかおれは美しい人と繋がれない。全て現実だし、全て最初から知っていた。希望しかない、それはかなり絶望だし、おれはおれであるということ。なんだか君に会いたいよ、これは良い意味で。

砂の白月、無い言葉

自分の言葉振る舞い存在表現全てが誰かを傷つけることに自覚的でなくてはならない、それは誰かを傷つけないためでなく、誰かを傷つけて恨まれたりした時にも、私が私でいるためである。そしてそれがいちばんその人をそれ以上傷つけない方法だったりすることもある。幸せが過ぎて死ぬことが目的になると乱暴になるのがいちばんいい。おれはまだそこがわかっていない。美しく生きたいと思うし、美しく生きることに意味がないとも思っている。痛くとも苦しくとも、美しく生きる方がいいと思っている。ただ痛く苦しい目に会いにいくことが目的ではない。その先にちゃんと見たかったものがあったはずなんだ。必要以上のものは本当に要らないんだ実は、ずっと知ってた。小さい掌で全部掴んで死ぬまで離さない気でいた。海に行こうよって突然言うけど、冗談じゃないんだぜ。感情に従うのが正しい人間の生き方だってガンダムの主人公が言ってたけど、感情は本能じゃないから、本当の本当に感情に従ったらそんなに悪いことにはならないんだろう実際。おれはおれだ、私以外私じゃないの、なんて言葉は滑らかだけど、本当に身に染みるには努力が必要そうだ。生きる才能も愛の才能もなくたって、諦めたことがない。これはきっと本当のこと。

勝手

おれは優しいのに最悪だから、好きな人たちの良さが世界に全知られするのが最悪な気分になることがある。おれしか知らなくていいんだが!!!そんなことはないです。もっとみんなの良さが知れ渡り、愛され、全てが上手くいくのが一番良いです。すっかり暑くなって梅雨も抜けたね。仕事で会う人には年に100回も会うけど、友達と人生で100回も会わないと思う。それがすごく寂しい気がするんだけど、実は結構どうでもいいんだよね、大事なのは回数じゃないから。おれが救えるなら救いたいんだけど、無理なら無理で全部上手くいってほしいな。

マイブーム、俺

最近バグったように自分に興味がある、作曲活動を再開した。ドラムの音決めてるだけで深夜になってた。あとゲーム楽しい。こないだ初めてボルタリングに行った。手のひらから肩の付け根までバッチバチに筋肉痛。まだまだしたことない。まだまだ知らない自分が在る。感じる。ひとりがずっと怖かっただけなんだ。愛とか無いとか思っちゃうやばい、他人を他人だと思う方がずっと大切にできる。みんな大好きだから二度と関わらないでね!など思ったりする。キャパシティを自覚した、俺には全てを抱きしめられない。羨んだりしてる場合じゃない!本当に二度と会えないと思っている方が、案外また会えたりするものなんだと思う。カレー食べたいからまた誘って!きっともっと面白いことになる、もしくはもうすぐ死ぬ

白白黒、黒赤

感性を分解と構築を繰り返す、繰り返していく。くだらないものはもう要らない。根拠がない方が愛してると言える。白と黒と崩壊する世界、初めて本当に初めて初めて考えた詞に曲を付けてみてもいいな。実家の黴の生えた窓枠から見る景色をずっと覚えている。横断歩道を赤信号で渡れるようになったら大人。カップヌードルカップヌードルになるまでの3分間は永遠の物語。

ワンダー

肉体に宿る精神、正しい身体に宿る精神以外を信用しないと言った人のことを心から信頼している。習慣は魔物だと大宰は言った(記憶があるんだけど検索しても全然出てこない)。簡単におかしくなったり正しくなったりするから、本当の自分なんて薄氷の上に立つような曖昧さしかない。というか全部俺だ、覚悟しろ。貴様に猫の陽だまりより暖かい優しさも、刺々の沼よりも険しい不快さも与えてやる。俺という点が在るのではなく、俺という幅が在るのだと思うと少し楽になった。振れ幅が存在だと言ってくれた妖精さん。でももういいのだ、おれはおれの意志で存在していく。またいつかあなたと音楽の話ができますように。

夏のネオン

おぞましい夢を見た。日常は変わりなく過ぎているのに、全てが根本から破壊されるような夢。あまりのリアリティに、そういうものかと受け入れて暮らしていた。地獄だ。世界の終わりが美しい世代だけど、ああいう終わり方は最悪だった。目が覚めた時に夢だとわかったけれど、いつだって本当にああなってしまう可能性があるから安心できなかった。外に出ると夏の匂いが鼻孔を膨らませる、暖かな日差しとこれからの季節を想うとやっと少し安心した。夏になりたいと思うが、夏になってしまったら夏のことはわからなくなってしまいそうだ。身体があるから季節を嗅げるし感じられる。私が私だからあなたの輪郭がわかることなんて当たり前なのに、ひとつになることを望んでしまう、誰かになれたならと思ってしまう。心配な人に出来ることは何だろう。手を伸ばしてくれない人のために出来ることはない。いま出来ることとやるべきことは見えている。生きるということ。私にとっての、生きるということをする。