小雨が燦々と降る夜はエモい

わかってもらえなくてもいい 日々の記録

ミッドナイト

夜はなんにもなくたってカナシミが寄り添ってくることがあるけど、それで自分は自分なんだと思って安心することもある。友達が「可哀想って思われるのがどうしようもなく嫌だ」と言っているのを聞いて、自分はどうだったろうと思い出した。ぼくは可哀想だと思って欲しかった。こんなにマトモじゃないのに、ちゃんと学校に行けて、ちゃんと卒業して、ちゃんと就職して、友達も居て趣味もあって生活が出来ていて。誰か可哀想だって知ってよ。どうしようもなく染み付いて取れない悲しみとか、剥がれない暗黒とか、流れ込んでくる夜とか、生臭い醜さを抱えて生きていくしかないことを、その絶望を、誰か知っていてよ。そう思って生きていた。「病名でもついたらいじめられないし、もう少しは楽なのかな」andymoriが歌うそんな詞に、2cmくらい救われたりした。むかし付き合っていた女の子は「可哀想だと言われたら、自分がいま可哀想なんだと知ってしまうから、言わないでいて欲しい」と言っていた。色んな人がいるなあ。色んな人がいるねえ。