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小雨が燦々と降る夜はエモい

わかってもらえなくてもいい 日々の記録

一つになれたとしても、せめて二つだけでいようよ

日々と思考

みんな見えないものを信じている、みんなが思っているよりそれはきっとそうだ、例えば言葉。言葉は目に見えるようでいて、その奥にある心は目に見えないものだし、声だってただの振動だ。その振動を運良く耳が捉えられたとしても、それを脳が正しく認識しているかなんてこと、本当のところはわからない。わからないなりにみんな自分が見ているものを信じ、見えないものを信じ、近しい景色を見て、近しいものを信じている人を探しているのかもしれない。そのくせみんなありもしないものをありもしないものだと思っている。故人達は心をなぜ頭でなく胸としたのか。なぜ世界中、違う地域の違う人類達が皆同様に墓という概念を持ち、霊を信じたのか。話が少し脱線した。ぼくらは見えないものを信じている。同じものを見ていた人はもう居ない。同じものを信じていた人にはもう会えない。そして多分、ぼくらはどちらもそれを多かれ少なかれ信じている、もし同じものを見て、同じものを信じていたのだとしたら。だから出会いと別れは対比されるべきではなく、恐らく同じ性質のものなのだろう。人だからどっちにしろ悲しいし寂しいけど。

人は孤独だ。でもそれは諦めの言葉ではない。一つになれないならせめて二つだけでいるのは正しいと思うし、一つになれたとしても、本当に一つになるのがいいのかどうか、探り合いながら生きていくのが素敵だと思う。ぼくは別に恋に生きる人を馬鹿にはしない。さいきん色んな友達の恋愛観に触れることがあって、少し考えた。これは別に誰にもわかんなくていい。