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小雨が燦々と降る夜はエモい

わかってもらえなくてもいい 日々の記録

端境

大事なものが大事かどうか失うまでわからないのだとしたら、なるほど確かにさよならだけが人生だ。バランスよく生きられる人は人生何周目なのか、はたまたバージョンが違うのか、どちらにせよ同じ人間だとは思えない。
いつも何かに依存して生きてきた。依存先を増やすことが独立するということらしいが、依存したいほど大事なもの(こと)なんてそんなに無い、だって大事なんだから。
好きな人や物が多すぎて、なんて椎名林檎は歌っていた。ぼくには一握りのプライドと、幾ばくかの羞恥心だけがひどくこびりついて剥がれない。自由と束縛は紙一重だ。というか全てが紙一重だから少しの違いが人を生かし人を殺す。
死にたくなんてない。死にたいだなんて思ったことはない。でもぼくが死んで好きな人たち全員が幸せになるとしたら、なんて浅ましい妄想、本当のところはどちらを選ぶだろう。死なないから死ぬまでわからない。死んでもわからない。