小雨が燦々と降る夜はエモい

思うままに綴る詩のような日記

肺とオレンジ

ここではなんにもなかった、どこに逃げたってどこにもいけないのだとしたら、逃げきれないぼくのほうが恥ずかしいのであった、ゆらめく蜃気楼のような、蔓延るデング熱のような、笹鳴く、ほどなく生きる、たった一秒を生きることがこんなにも難しい、いち、にの、ぽか〜ん、透明な肉体も淀めく夜もきみの思い出に勝てやしない、うつくしいひを