日々と思考

孤独というほど立派でないお気持ち

なんかほんと色んなところに変な気遣いとかちょっとした波紋を呼びそうで言ってなかったんだけどブログくらい許してくれよというところで、なんていうかおれは友達がまあまあいるし、しかもどの友達もかなり大好きな自信があるんだけれど、おれってどの人に…

狒々

仕事を休んでいる。穏やかな時間が過ぎ、一人で考える時間が増え、残念ながら自分らしさみたいなものを思い出している。わかっていたつもりではあったが、やはりどうやら会社員のような生活は向いていないらしい。 久しぶりに何も思い詰めず夜更かしをしてい…

死を想う

『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』をプレイしていた。「哀しみは究極の愛の形よ」というセリフがとても印象的だった。喪った時に深く哀しむことが愛のしるしらしい。そう、人の死は避けられない、それが突発的であろうと穏やかであろうと、最後は決まって…

荒野に立つ一本の木

つまらなさが果てしなく横たわっている今夜、また夜更かしをしている。気付いたらまた誕生日が来てあっという間にそこそこの男性になっていた。調子はほどほど。この先何を得るか何を失うかわからないけれどきっと納得はするんだろう。それだけで充分。荒野…

雑感

果てしなく青い光に包まれて生きている、奇跡みたいなことは意識していないけれど沢山ある。沢山の人と出会ってきました、出会うだけで飽き足らず、心が通じ合ったり、優しさを優しさと思ってもらえたりすることもありました。頭がおかしくなって傷付けてし…

悲しみの色が好きだったりするんだ

おれ、人の悲しみの色が好きだったりするんだ。友達など愛する人について、いつだってハッピーハッピーでいてほしいと思うことは疑うべくもない事実なんだけど、悲しんでいる人の悲しみに惹かれてしまうところも多分にあり、そこに自己矛盾があったんだけど…

特別だとか特別じゃないだとか、日常だとか非日常だとか。嫌われるよりは好かれる方がいいと疑うべくもなかったが、本当はそんなことないのかも。おれは誰とでもベストな関係でいたいと思っていたけれど、自己の肯定に食傷気味かも。人のかわいさも地獄さも…

点々

思い出とか過去とか、自分という存在は生まれてから歩んできたものに根付いていると思っていたからずっと強い執着があったのだけれど、いつか死ぬし消えるのは避けられないと実感してからかなり薄れてきた。長らくおれはおれになるために生きていると思って…

いつだって老後

少し前、寝落ちする直前に薄れる意識の中で書いた「無くしたものも手にしたい」という文章が何となく胸に引っかかっている。おれってそんなこと思っていたんだ。無くしたものを数えたり数えなかったりして、それをまた拾い直すなんてこと思ってもみなかった…

低気圧

懲りないもので普通に無職になりたい、頭が痛いのは気圧のせいかなんなのか。昔のブログを読み返したら鮮烈すぎて泣ける。あんな文章いまのおれに書けるか。感性を失うくらいなら死んだ方がいいと思うが、生き続ける先にしか得られないものも知ってしまった…

えいえん

永遠がないことがこわいという相談を受けた。ぼくも長年そうだったから気持ちがわからないでもない。昨年のぼくと今のぼくは違うし、自分のブログを読み返してみたら全然違う人なのに言ってること全部わかるから不思議な気持ちになる。ぼくに言えることは少…

夏の予感

雨に匂いがあることを、雨の匂いという言葉を知って気付いたり、夏の匂いだって同じようなもの。五感がうたっているこの感覚は、夏の匂いというのか。街並みに溶けてゆく夕暮れだったり、果てしない光みたいな思い出を想った時の胸の痛みだったり、誰かと手…

こころとからだ

誰かを使うということ、誰かに使われるということ。こころとからだがひとつとひとつって当たり前に思っていたけれど、ぼくらは物を物として捉えるから忘れがちだけど、別に与えるとか与えられないとか、分けるとか分け合わないとか、そういうことでもなくこ…

こわれもの

うう、かなしい、気持ちのまま言葉を出すと宇宙人だということをわからされてしまった、言葉ってわかりあうためのものだけど、同じ言葉で話せる嬉しさをおれは重視しすぎかも。しにたいとき何て言う?しにたいですと言う♪っていう嫌な奥田民生さんの替え歌を…

なんか今日めっちゃいい日だった。え!なに? 昨日は幼馴染の誕生日だったのだが、祝いの連絡を入れるのを忘れていた。彼女とはもうずっと疎遠で、何年か前に結婚したという連絡を受けた際に少し話したが、基本的には一年に一回、誕生日におめでとうを伝える…

釈迦い

これはもう1週間以上前の話。感性が減る薬についてのお話を読んだ。 https://note.com/nyalra2/n/na1f4d8c99705 これを読んで、ああ、と思って、思ったことをここに書こうと思っては力尽きて何も書けずに眠る、みたいな日々を1週間以上暮らしてるんだから実…

人生最良のピクニックから早2週間!なんなら3週間目?こわすぎ、いつも今が人生最速でヤバい。シャボン玉で仲良くなってる人めちゃくちゃ居てマジで魔法だった。会いたかったけどなかなか会うキッカケがない好き人々に会えて本当に嬉しかった!そうそうおれ…

あつ

夏は死に近い季節だと思っていたが切実さよりも年々うだるような暑さにだらしなくなる身体を引き摺るにつれて死より生を感じるようになっていく気がする。ガンギマッテいる方が死に近くて愚鈍な方が生きているっぽいと感じるのは皮肉というかなんというか。…

晴れ

2022年4月11日、穏やかな昼下がり。「これが無いと死んじゃう」みたいなものを追い求めすぎていたのかもしれない、劇的なことを日頃から求めがちな方である自覚はあるが、シンプルに外に出たらめちゃくちゃ良い天気だったくらいのことに救われてきたことの方…

とりとめ

はじめましてするみたいにまた会うことは出来るだろうか。 少し自分のブログを遡ったらこんなようなことが書いてあった。本当にそう。過去の自分、自分なだけあって、自分が好きそうなことを書いている。今ある出会いに対していつだって新鮮でいたい。出会い…

愛をさせてくれ

ずっと怒りと悲しみが入り混じったような気持ちが続いてる。誰かに抱くというよりかは世界とか仕組みとか色々な絡み合いとかに対して感じてる。いつだって誰かの悲しみに触れた時、何でこんなことになっちゃったんだろうって思う。おれの気持ちはデッケーが…

名前をつけてやる

特別なことを書かないといけない気がして、でもそんなに気負うものでもないという気持ちもあり、結局何を書くべきかわからずなんとなく筆から遠ざかっていたらあっという間に誕生日も過ぎ、2021年も終わり、2022年という未知の世界。おれはおれとして生まれ…

問いの松明、恋の最悪

なんていうか人生どうなってくのかなって考えてまず最初に簡単に間違いなく辿り着く絶対の終わりって死じゃないですか。その過程とかいつ死ぬのかとかってのは置いておいて、とにかくどんな人も最後は死なんですよ。じゃあ生きるって何?って考えると死を目…

そこどこここの

生と死の混濁、ゆるむ輪郭のしるべ、黒が光で白が闇であることの方が往往にして多い。重荷重いそこに吐露し折々、想い、氷の恋。雑煮の餅。おい、主に滅び。とうに遅い、脆い、ほどほどに呪い。ここは遠い。

空きアキ秋飽きあき

お元気ですか?わたしはこの質問をされるとボチボチです、としか答えられない。元気ってどういう状態?良いことも悪いこともあるなあ、とか考え始めてフリーズしてしまう。夏が終わったらしいです。秋が始まるらしい、けど、季節感をまったく感じる間もなく…

ゆうラン

時は時計によって音を含む、我々の五感は概念が保っている。沈黙も聞こえるし、夜は流れ込む。あなたの存在に熱や光を感じるし、あの日の思い出に灰色を見る。一、ニの間に無限がある、知覚できないものに如何様な価値を見出せるのか。私の光は誰を照らして…

クラゲ

忘れたくないこと。 言葉は不完全で不自由な、暫定的でしか足りえないツールだけれど、余すことなく伝えようとすることを、言葉を尽くすことを諦めない人が、おれは好きなのかもしれない。 毎日生きていたらあっという間に過去が積み重なっている。そのどれ…

定額制生き放題

おれは感動屋さんだしその分悲しいようなこともどっぷり悲しくなってしまう癖がずっとあったんだけど、感傷になんて意味ないみたいな風潮に苦しめられてきたのめちゃくちゃ馬鹿馬鹿しくなってきた。おれはただ自分の感情に誠実でいたかっただけだし、自分の…

N30

「19才になったら死ぬと思う」って言ってた幼馴染が今日で30周年。その言葉が本当だろうと信じられるくらいには儚く揺れていたのに今やスクスクと健康に暮らしているみたいだ。もう数年以上も会っていないがおれはそれが嬉しい。 あの頃、はやく人間になりた…

点と線

話したいことなんてなくて、おれにはやるべきことしかない。良くなり続けるということの、なんと味気なさか!人に言えないようなことや感情が消え去ったワケではないけれど、ただ淡々と良くなっている。身体の老いだけが口惜しい、良くなり続けてどこかで死…